声優のお仕事の流れについて調べまとめました

いざ声優に!声優のお仕事の流れを知る

最も多い仕事「アニメアフレコ」のお仕事の流れ

アニメのアフレコとは、ご存じの通りアニメの登場人物の台詞を映像に合わせて収録する作業のことです。憧れの仕事の1つですが、現場はとてもシビアでプロの技が必要です。

まずアニメの脚本と台本を受け取ります。これは収録の1週間ほど前にもらえる場合もあれば、前日になることもあります。映像やラフを先にもらえる場合もありますので、これらをもとに自分でキャラクター作りやしゃべる速度などの練習をしておきます。

収録当日、その日に収録する1本に登場するキャラクターの声優が集まります。総合監督や音響監督から演出に関する指示を受けた後リハーサルが始まり、映像を見ながらタイミングを合わせます。この段階で台詞に修正が入る場合もありますので、台本が完全に頭に入っている場合でも必ず台本を現場に持ち込み、それを見ながら収録します。

リハーサルの後、マイクテストが終了したら本番です。防音室に設置されたマイクを複数人数の声優が出番に合わせて交互に使いますので、この時に余計な音がマイクに乗ってしまわないよう、服装や動きにも注意が必要です。台本をめくる音なども入らないよう要注意です。通し収録が終わったら、NGなどの部分録りを経て終了です。30分アニメにかかる時間はだいたい3〜5時間ほどです。

意外と多い「ゲームのキャラクター」仕事内容

ゲームに声を入れる仕事は、ストーリーのある恋愛ゲーム、格闘ゲーム、RPG、アクションゲームなど、ゲームの種類によって仕事内容も変わって来ます。

ストーリー性のあるゲームの場合、映像に合わせて台詞を録音するという点においてはアニメのアフレコと同じですが、こちらは基本的に声優陣が集まって一度に収録するのではなく、シーンごとに個別に収録が行われます。ゲームをプレイする人の選択によって内容が変わるゲームの場合は特にシーンの量が多くなるため、台詞の量も膨大になって収録時間も長くなります。

格闘技ゲームやアクションゲームなどでは、攻撃する時のかけ声、攻撃されてダメージを受けた声、勝利が決まった時の決め台詞など、様々なパターンを収録していきます。この場合は映像に合わせるわけではなく、1つひとつ音声のみを収録していきます。

いずれにしても声優1人ずつの収録作業になるため、周囲に気を遣わずに集中できる反面、自分だけの収録が延々と続きます。数日連続して膨大な量の収録を一気に行うことも多く、その間声が変わってはならないため、相当な集中力と体力が必要です。

幅が広がる?「ナレーション」仕事内容

ナレーションというのは、話の筋を進行させるための解説や語りのことです。ニュースやドキュメンタリーから、バラエティ番組、CM、ドラマ、映画、観光案内、スーパーやデパートの店内放送まで、実に多岐に渡る現場があります。

基本的には各番組や制作物、現場の雰囲気に合う声と話し方であることが求められますが、収録の方法や向き不向きは1つひとつの仕事内容によって様々です。例えばニュース番組では原稿をもらってから収録までの時間が短く、事実を正確にわかりやすく伝えることが求められますが、ドキュメント番組ではほぼ全編を1人のナレーターが務め、そのナレーションと映像だけで説得力を持たせなければならないため、ニュースと同じく内容を確実に伝えることが必要であると同時に、長時間に渡って聴く人を引き込む語り口が求められます。

バラエティ番組やCMでは映像の雰囲気に合った表現やセンスが必要になってきます。CMのナレーションはほんの数秒、ひと言ふた言の場合もありますが、演出が細かく何度も録り直して、企業イメージに合うものを目指します。

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